妊娠検査薬の線が消えていく不安【化学流産の体験談】

妊活

こんにちは。私は29歳、旦那は39歳の10歳差夫婦です。2025年12月から妊活を始めました。

最初はタイミングも何も気にせず、「そのうちできるかな」と軽い気持ちで始めた妊活。でも、思うようにはいかず、今年の4月から排卵検査薬を使いタイミングを取るようになりました。


6月20日、生理予定日。私は生理前になると下腹部が痛くなるのですが、今回も同じように痛みがありました。

「やっぱりリセットか…」

そう思いながらトイレに行くと、トイレットペーパーに茶色のおりものがついていました。旦那にも「生理来ちゃったかも」と伝え、また次のタイミングを考えなきゃな…と思っていました。


翌日の6月21日、いつもなら生理が来るときは体温がガクッと下がるのですが、この日は体温が高いままで体もぽかぽかしていました。

「なんか、今回体温下がってなくない?」

旦那の一言で、妊娠検査薬を試してみることにしました。

すると、うっすらと線が出ました。

「ついに…!」

旦那に見せると一緒に喜んでくれて、私たちは嬉しくてたまりませんでした。

翌日の6月22日に再度検査薬を使うと、昨日より少し濃く陽性の線が出ました。

「本当に線って出るんだね」

そう話しながら、二人で産婦人科を探し、6月28日に診てもらうことに決めました。


陽性反応が出てから、体はぽかぽかして胸も張り、眠気のようなつわりもありました。

でも、6月25日頃から胸の張りが弱くなった気がして、不安になり夜に検査薬を試したら、線が薄くなっていました。

「え…どうして…」

ネットで調べると「化学流産」「尿が薄いと線が薄くなる」などの情報が出てきました。

旦那と相談し、「朝イチでもう一度試そう」ということに。

翌朝、検査薬を使うと前夜よりは濃いけれど、数日前の線より薄くなっていました。その次の日も体温は高いのに線はさらに薄くなり、6月27日の夜、生理1日目のような出血がありました。



6月28日、旦那と一緒に産婦人科へ行きました。

内診と妊娠検査の結果、

「赤ちゃんはもういないね。今回は化学流産だね。」

そう先生に伝えられました。

先生からは、

「健康な人でもよくあることです。検査薬の精度が上がって早く陽性が出るようになった分、知らなくてもいいはずだった流産を知ってしまう人が多いんですよ。今回は残念だったけど、そのまま妊活を続けて大丈夫だからね。」

と優しく言ってもらいました。

化学流産は30%~40%の妊婦が経験しているそうです。


正直、とても悲しかったです。

でも、今回の化学流産を通して「私たち夫婦には妊娠できる可能性がある」ということを知ることができました。

旦那は年齢的なこともあり、「本当に精子は出ているのかな」と不安に思っていたそうですが、今回の経験で「受精はできている」ということがわかりました。

私自身も、排卵検査薬で陽性が出ても排卵しているのか不安だったけれど、これで一歩前に進めた気がしています。

今後も焦らず、少しずつ妊活を続けていこうと思います。未来で私たちの元へ来てくれる赤ちゃんに出会える日を信じて。

同じように妊活をしている方がもしこの記事を読んでくれていたら、あなたも一人じゃないよと伝えたいです。

私もまた頑張ります。

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